2015年12月22日火曜日

もってこいネットワーク通信 第42号

長崎県警察本部から、「もってこいネットワーク通信第42号」が発信されました。

第42号は、「特殊詐欺の発生件数(平成27年11月末」です。
長崎県内における振り込め詐欺などの特殊詐欺は、
被害件数 132件(前年同期比+34件)
被害総額 約4億1,300万円
      (前年同期比-約1億1,400万円)
に上り、被害者の年齢別では、60歳以上が7割以上を占めています。

本年9月以降、医療費等の払い戻しを名目とした「還付金等詐欺」が 急増しています。
11月末現在の還付金等詐欺の被害状況は、
被害件数28件 (前年同期比+26件)
被害総額約2,220万円(前年同期比+約2,000万円)
 に上っています。
 なお、28件の被害の内、9月以降に21件発生し、12月に入っても引き 続き発生していますので、今後も十分注意が必要です。

★過去のもってこいネットワーク通信はコチラ

見守り新鮮情報 第240号

見守り新鮮情報 第240号                
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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            安価なミシンを買うつもりが、
          予想外な高額ミシンに
     __________________________
 折り込み広告に約1万円のミシンが載っていたので、販売店に電話をして来訪してもらった。「もっと簡単で良いミシンも持ってきたので見てほしい」と言われ、そのミシンで刺繍などをデモンストレーションしてくれたが、価格が30万円だと聞き驚いて断った。しかし、値引きすると言われ、3時間以上も丁寧に説明してもらったこともあり、断りきれず頭金を支払ってしまった。(80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆広告に掲載されている安いミシンの問い合わせをしたら、来訪した業者から別の高額なミシンの契約させられることがあります。目的以外のものを勧められても、必要なければきっぱり断ることが大切です。
☆特に業者などが室内に入る場合は、断りにくい状況にもなりがちです。なるべく家族や周りの人につきそってもらい、一人で対応しないようにしましょう。
☆来訪を要請した場合でも、クーリング・オフや契約の取り消し等ができる場合があります。早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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2015年12月15日火曜日

見守り新鮮情報 第239号

見守り新鮮情報 第239号                

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇ 
     __________________________
                市販薬で副作用 
       すぐに飲むのをやめて相談を
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ドラッグストアで購入した風邪薬を服用した。夜になり、全身にじんましんが出て、目、唇がただれるほど腫れ上がった。(70歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆薬局やドラッグストアなどで購入できる風邪薬などの一般医薬品でも、副作用が起きた事例が報告されています。なかには、死に至るまたは後遺症が残るような重篤なケースもあります。
☆医薬品を購入するときは、アレルギーの有無や副作用の経験、持病及び併用している薬を薬剤師や登録販売者に伝えましょう。
☆医薬品を飲む前に説明書を読み、飲んで異常を感じたら、すぐに薬を飲むのをやめて、医師や薬剤師に相談してください。
☆医薬品医療機器総合機構では医薬品や副作用被害の救済制度について問い合わせを受け付けています。
 「医薬品に関する相談:電話番号:03-3506-9457」「医薬品副作用被害救済制度:電話番号:0120-149-931」いずれも、受付時間:月曜日~金曜日
 <祝日・年末年始を除く>午前9時~午後5

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ

詳細は、「市販薬の副作用で重症化することも!初期症状が出たら医師、薬剤
師に相談しましょう」[PDF形式](消費者庁)

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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見守り新鮮情報 第238号

見守り新鮮情報 第238号                

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
     __________________________ 
             受け渡し時には確認を
      クリーニングトラブル防止のため
     __________________________

2カ月前に礼服をクリーニングに出した際、特殊なボタンがついているので特別な処理を頼んだ。その後、礼服を受け取ったが、しばらく着ないで置いておいた。法事があり、礼服を取り出したところボタンが一つ壊れていたので、クリーニング店に苦情を申し出たが、受け取りから1カ月以内しか補償しないと言われた。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆クリーニングでは、シミ、変色、紛失等の相談が寄せられています。衣類は着用、クリーニングする度に徐々に劣化します。クリーニングトラブルは複数の要素が重なって発生することが多く、原因や責任の特定が困難です。
☆クリーニングを出すとき、受けとるときには、必ず衣類の状態を店側と一緒に確認しましょう。
☆クリーニング業界ではトラブル解決のために「クリーニング事故賠償基準」を作成していますが、この基準はSマークやLDマークのある店舗に適用されます。独自の基準を設けている店もあります。利用する店舗のルールを確認することも大切です。
☆困ったときには、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください
 (消費者ホットライン188)。

Sマーク(「クリーニング業に関する標準営業約款」の登録店)、LDマーク
(クリーニング生活衛生同業組合の加盟店)。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ

<参考>
16年ぶりの大幅改訂 クリーニング事故賠償基準が公示 101日の施行に向
けて普及期間始まる」(全国クリーニング生活衛生同業組合連合会)
  
●全国の消費生活センター等の相談窓口
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