2016年4月27日水曜日

見守り新鮮情報 第251号

見守り新鮮情報 第251号  
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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               ご注意!
    マイナンバー制度に便乗した詐欺被害
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国の機関の委託を受けたという人物Aから電話で、「マイナンバーが始まるので調べていたら、あなたの情報が3社に登録されていた。そのうち1社は災害時に家を提供している団体で、災害時にあなたの家に人が押し寄せる。代わりを見つけなければならない」と言われた。その後、Aから紹介されたNPO法人Bに電話をすると「登録番号を教えて」と頼まれ、Aから聞いていた登録番号を伝えた。翌日、再びAから「Bに登録番号を教えましたね。Bは詐欺をしたことになる。後で返すので500万円送って」と言われ、自宅に来たAの部下に現金を渡した。その後も数回、現金を渡している。(80歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆マイナンバー制度に便乗した詐欺的な勧誘電話による被害が発生しています。
☆一度お金を払ってしまうと、取り戻すことは極めて困難です。不安を煽るようなことを言われても信用せず、絶対に支払わないようにしましょう。不審な電話は相手にせず、すぐに電話を切ってください。
☆少しでも疑問や不安を感じたら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
☆いったん電話に出ると切りにくくなります。留守番電話機能を利用して、必要な相手にだけ電話をかけ直す方法も有効です。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。

詳細は、「マイナンバー制度に便乗した不審な電話等にご注意ください!」

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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2016年4月22日金曜日

もってこいネットワーク通信 第9号

長崎県警察本部から、「もってこいネットワーク通信 第9号」が発信されました。

第9号は、「急増中!ATMでの詐欺被害」です。

①高齢者が ②ATMで ③電話中
この3つのキーワードがそろっていたら、
「何かお困りではないですか?」
「還付金の手続き中ではないですか?」
などとひと声を掛けてください!
詐欺の疑いがあったら、110番通報をお願いします!

★過去のもってこいネットワーク通信は、コチラ

2016年4月20日水曜日

見守り新鮮情報 第250号

見守り新鮮情報 第250号               
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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            仮想通貨への投資 
    リスクを理解できなければ契約しないで
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「仮想通貨を買わないか」と電話があり、数日後に説明書が届いた。後日、再び同じ業者から電話があり「今、100万円分の仮想通貨を買えば23年後には2倍になる」と言われた。その話を信じて購入することにし、近くのファミレスで担当者に現金100万円を渡した。その後しばらくは、仮想通貨の値動きらしき数字の連絡が業者からあったが、最近、業者に電話をかけてもつながらなくなった。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆インターネットを通じて電子的に取引される「仮想通貨」への投資に関して、電話や訪問による勧誘トラブルが高齢者を中心に増加しています。
☆仮想通貨は、取引相場の価格変動リスクを伴うため、将来必ず値上がりするというものではありません。セールストークをうのみにせず、リスクを十分に理解できなければ、契約しないでください。
☆不審に思ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
☆いったん電話に出ると切りにくくなります。留守番電話機能等を利用して、かかってきた電話は出ずに、必要な相手にだけかけ直す方法も有効です。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)はこちらのURLからご覧いただけます。

詳細は、「投資や利殖をうたう仮想通貨の勧誘トラブルが増加-『必ず値上がりする』などの説明をうのみにせず、リスクが理解できなければ契約しないでください-」

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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特殊詐欺被害防止のための声掛けにご協力ください!

本年の県内における特殊詐欺の発生状況につきまして、認知件数は3月末現在で29件であり、被害額は3,300万円を超えるなど、治安上大きな問題となっています。

特に、還付金詐欺においては、被害者となる高齢者がスーパー等の店舗外ATMまで誘導され、被疑者と携帯電話で会話しながら、被疑者の指示のもと、被害者自身が被疑者の指定する口座に現金を振り込むという手口が頻発していることから、県警では、警察官による金融機関等のATMに対する積極的な立ち寄りや各種広報、携帯電話で通話しながらATMを操作する高齢者に対して積極的な声掛けを実施するよう金融機関等に依頼するなど、さまざまな施策を継続しています。
また、「犯罪なく3(さん)ば運動」において、「ひと声かけんば」「見守りせんば」をスローガンに犯罪抑止対策の取り組みを推進されています。
しかしながら、特殊詐欺の被害を根絶するためには、警察や金融機関等による声掛けだけでなく、県民総ぐるみで犯罪被害の危機に直面している高齢者に対して積極的な声掛けを行うなど、被害の防止を図っていく必要があると考えられます。

つきましては、被害に直面していると思われる高齢者を見かけた際には、「その電話、振り込め詐欺ではありませんか?」など、積極的な声掛けの実施について、ご協力をいただきますようお願いいたします。
なお、声掛けの実施に際し、相手方との間にトラブルが発生するような可能性がある場合には、警察に通報していただき、その対応を警察官に引き継いでいただきますようお願いいたします。

★特殊詐欺被害に関する資料等については、県警ホームページをご確認ください。