2010年6月3日木曜日

子どもサポート情報 第29号

【県消費者被害防止ネットワークを通じて子どもサポート情報が提供されました】


子どもサポート情報 第29号               平成22年6月1日

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇

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     電子キーの乗用車で、子どもが閉じ込められた!
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◆事例1
電子キーを車内に置いたまま車外に出たら、誤作動で子どもが車内に閉じ込めら
れてしまった。ディーラーに伝えたら「電池の残量が少なくなると誤作動を起こ
すことがある」と説明された。

◆事例2
電子キーを車内のカバンに入れたまま車外に出たらロックがかかり、乳児が車内
に閉じ込められた。ロック解除の専門業者に依頼したが「時間がかかる」という
ので、消防に窓ガラスを割って救出してもらった。
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<ひとことアドバイス>
☆鍵を身につけていれば、鍵を取り出さなくてもドアの解錠・施錠やエンジンの
始動ができる電子キー(メーカーによって名称は異なる)を装備している乗用
車が増えています。
☆エンジンが停止しているときに電子キーの電池が切れると、ドアが施錠されて
しまう車種があります。電池が切れないように定期的に交換しましょう。
☆電子キーを車両の近くに置いておくと、定期的に電波を発信し続けて、激しく
電池や車両のバッテリーを消耗する車種があります。電子キーの保管場所に気
をつけましょう。
☆電池が切れた場合のドアの解錠方法を、あらかじめ確認しておきましょう。
☆エンジンが停止している状態で、何らかの原因で電子キーのボタンが押される
と、たとえ鍵が車内にあってもドアは施錠され、子どもだけが車内にいた場合
には閉じ込められてしまいます。降車するときは、必ず鍵を持っているかを確
認しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/kmj_mailmag/kmj-support29.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、国民生活センターの商品テスト情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「乗用車の電子キーによるトラブルに注意!-消費者アンケート等で見
られた電子キー特有のトラブル-」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20100512_1.html

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