2016年4月20日水曜日

特殊詐欺被害防止のための声掛けにご協力ください!

本年の県内における特殊詐欺の発生状況につきまして、認知件数は3月末現在で29件であり、被害額は3,300万円を超えるなど、治安上大きな問題となっています。

特に、還付金詐欺においては、被害者となる高齢者がスーパー等の店舗外ATMまで誘導され、被疑者と携帯電話で会話しながら、被疑者の指示のもと、被害者自身が被疑者の指定する口座に現金を振り込むという手口が頻発していることから、県警では、警察官による金融機関等のATMに対する積極的な立ち寄りや各種広報、携帯電話で通話しながらATMを操作する高齢者に対して積極的な声掛けを実施するよう金融機関等に依頼するなど、さまざまな施策を継続しています。
また、「犯罪なく3(さん)ば運動」において、「ひと声かけんば」「見守りせんば」をスローガンに犯罪抑止対策の取り組みを推進されています。
しかしながら、特殊詐欺の被害を根絶するためには、警察や金融機関等による声掛けだけでなく、県民総ぐるみで犯罪被害の危機に直面している高齢者に対して積極的な声掛けを行うなど、被害の防止を図っていく必要があると考えられます。

つきましては、被害に直面していると思われる高齢者を見かけた際には、「その電話、振り込め詐欺ではありませんか?」など、積極的な声掛けの実施について、ご協力をいただきますようお願いいたします。
なお、声掛けの実施に際し、相手方との間にトラブルが発生するような可能性がある場合には、警察に通報していただき、その対応を警察官に引き継いでいただきますようお願いいたします。

★特殊詐欺被害に関する資料等については、県警ホームページをご確認ください。

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