2016年1月13日水曜日

見守り新鮮情報 第241号

見守り新鮮情報 第241号               

◇発行:独立行政法人国民生活センター
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              低温やけどにご用心 
        見た目より重症の場合も
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<事例1
こたつで就寝し朝起きると、足の指から出血しており、やけどに気づいた。左足の親指と人差し指を切断し、中指は皮膚移植を行うほどの重症だった。(70歳代 男性)
<事例2
腰にカイロを貼り、電気毛布のスイッチを付けたまま就寝した。翌朝カイロをはがすと「痛がゆさ」があったので、皮膚科を受診したところ、皮がむけており皮膚の深い部分までやけどをしていると言われた。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆カイロやこたつ、電気毛布など、暖かく感じる程度の温度でも、長時間皮膚が接することによって「低温やけど」が起きます。高齢者は若年者に比べて皮膚が薄く、運動機能や感覚機能が低下しているため、重症となりやすく、特に注意が必要です。
☆低温やけどを防ぐためには、長時間同じ部位を温めないことが重要です。
☆低温やけどは痛みも少なく、一見軽そうに見えますが、見た目より重症の場合があります。早めに医療機関を受診しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ

詳細は、「高齢者のやけどに御注意ください!」[PDF形式](消費者庁)

●全国の消費生活センター等の相談窓口
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