2015年3月25日水曜日

見守り新鮮情報 第218号


見守り新鮮情報 第218号               平成27318

◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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        「好転反応」と言われても、
      健康被害が出たら利用は中止
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以前から続いている耳鳴りが治るのではとの思いから、電位治療器の無料体験に通い、その後機器を購入した。使用すると指先にかゆみを感じたので、担当者に症状を伝えると、「好転反応だから使用し続けて」と言われた。その後1週間使用したところ、かゆみが指先から体中へ広がったため使用を止めた。体調不良になり困っている。(70歳代 男性)

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<ひとこと助言>
☆健康器具や健康食品、化粧品、エステティックサービス等の利用後に湿疹、下痢、頭痛などの症状が発生した際、事業者から「好転反応(回復に向かう過程の一時的現象)だから」などと継続することを勧められ、症状が持続・悪化したという相談が寄せられています。
☆事業者の「好転反応」「毒素が出ている」などの説明は、利用を継続させるためのセールストークである場合もあり、うのみにしてはいけません。
☆利用する際は、体調の変化に注意し、健康被害が出たら、利用をいったん中止して、早めに医師に相談しましょう。

イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ

●全国の消費生活センター等の相談窓口

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