見守り新鮮情報 第155号 平成25年1月29日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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「海外宝くじ」には絶対に手を出さない!!
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判断能力に問題がある父が、海外宝くじへのエントリー料金をクレジットカードで長年支払っていたと最近わかった。今も毎日大量に海外からのダイレクトメールが届く。1件当たりの額は3千円程度だが、件数が多いので引き落とし額は毎月約10万円になり、約10年間も続いていた。本人が申請していないのに、勝手に引き落とされているものもある。何とか払ったお金を取り戻せないだろうか。ダイレクトメールには「当たった」と書いてあるのに当選金が届かないのだから詐欺だと思う。(80歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆「賞金が当たった」「賞金当選のための資格を獲得」などと、宝くじ等に当選したかのようなダイレクトメールが海外から突然届き、賞金を受け取るための申込金などの名目でお金を支払わせる手口が、最近また増加しています。
☆一度だけ申し込むつもりでクレジットカードの番号を教えたところ、事例のように、毎月料金を引き落とされ続けるケースもあります。安易にクレジットカード番号などを業者に知らせないことが大切です。
☆海外の宝くじは、日本国内で買うだけでも違法となる可能性があります。「当選した」などの甘い話には乗らず、絶対に手を出さないようにしましょう。
☆高齢者が不審な請求を受けていないか、家族や周囲の人も日ごろから十分に注意しましょう。
☆困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen155.html
詳細は、「絶対に無視すること!『賞金が当たった』という詐欺的なDMの相談が再び急増!」
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130115_1.html
●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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