見守り新鮮情報 第116号 平成23年8月8日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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その修理、本当に必要? トイレ修理のトラブル
・平成23年7月
・関東地方
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トイレのタンクから水が漏れていたので、投げ込み広告の業者に電話をして修理を頼んだ。業者の男性がタンクのふたを開けたとたん「タンクと便器を新しいものに交換しなければまずい」と言ったのでパニックになった。28万円と言われ、高すぎると言うと6万円値引いてくれたが「今決めなければこの値段にならない」と迫られ契約してしまった。その場で業者が持っていた便器が取り付けられたが、渡された取扱説明書と設置された便器は違う型のものでサイズも小さかった。不信感が募り、便器メーカーに電話で確認したら「タンクから水漏れしても便器交換までは必要ない」と言われた。(70歳代 女性)
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<ひとこと助言>
☆チラシや電話帳などの広告を見て呼んだ水まわりの修理業者と、サービスや料金についてトラブルになるケースが目立ちます。
☆いきなり便器を外してしまい交換を迫ったり、説明なしで作業した後、威圧的な態度で高額な料金を請求してきたりする強引なケースもあります。
☆作業前に原因や作業内容、費用の十分な説明を求め、納得がいかない場合はすぐに契約せず、まずは応急処置を頼みましょう。
☆水漏れの際は慌てずに自分で対処できるよう、あらかじめ元栓や止水栓の位置と締め方を確認しておくことも大切です。
☆自治体によっては、上・下水道の工事について指定業者制をとったり、専門の相談窓口を設けたりしています。これらも参考にして、いざというときのために信頼できる業者を探しておきましょう。
イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen116.html
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