見守り新鮮情報 第84号 平成22年5月31日
◇発行:独立行政法人国民生活センター◇
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ワゴン車の中で検眼、メガネを次々販売
・平成22年3月
・北海道・東北地方
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一人暮らしで認知症気味の父の家に、新しいメガネケースがあった。どうし
たのかと聞くと、「検眼をしてあげる」と白衣を着た男性が来たので、近くに
止めてあったワゴン車の中で検眼してもらいメガネを買うことになったという。
先月、今月と新しいメガネを2回買い、代金は金融機関でお金を下ろして支払っ
たとのこと。家の中を探すと10万円の領収証が2枚見つかったが、会社名も連絡
先も書かれていない。(当事者:90歳代 男性)
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<ひとこと助言>
☆「検眼しませんか」と来訪し、車内で検査した後「今のメガネは合っていな
い」などと言って、高額なメガネやレンズ交換を勧める手口です。「注文の
メガネを届けに来た」「定期検査に来た」と再訪し、次々に契約させる例
も多くみられます。
☆高齢者の視力の問題は、白内障などの病気も考えられます。まずは、眼科医
の診察を受けるほうが安心です。
☆訪問販売で契約した場合、制度としてはクーリング・オフや申し込みの撤回
等が可能ですが、連絡先が分からないと実質的に被害の回復が困難です。そ
の場で契約することは避けましょう。
☆心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください。
イラスト入りリーフレット(PDF形式)は国民生活センターホームページ
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen84.html
※リーフレットの文面はメールマガジンと同じものです。
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本情報は、都道府県等の消費者行政担当部署等からの情報をもとに編集・発行
しています。
●全国の消費生活センター等の相談窓口
http://www.kokusen.go.jp/map/index.html
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